斗南藩上陸の地

会津から新しい藩庁が置かれた田名部を目指し、新潟港から新政府借り上げのアメリカ蒸気船ヤンシー号に乗り、日本海回りに海路をとって移住してきた藩士とその家族の一団1,800名が明治3年6月10日に大平浦(現 大湊新町)に上陸。 斗南藩移住の経路を後世に伝えるため平成2年に建てられた記念碑は、会津鶴ヶ城の石垣と同じ物が使われ、会津若松市を望む方向に設置されています。
碑文の揮ごうは会津松平家13代当主松平保定氏によります。

『木造阿弥陀如来座像』(国指定重要文化財)

大正4年3月国宝に指定され、下北地方唯一の重要文化財で常念寺に保管されています。
ヒノキの寄木作りで漆を塗り、金箔が施されています。京都大本山清浄華院より拝領したもので、作者は藤原時代の天台宗の大学者『往生要集』で有名な、恵心院僧都源信といわれています。
常念寺 0175-22-1891